ダイショウのペンについて
2021.06.28 Mon.
今回はダイショウのペンについての紹介です!
創業から様々なペンをOEM製造、数々のオリジナルのボールペン、シャープペンを作ってきた当社のちょっと内部の話をご紹介。
各パーツをこんな風に呼んでいるよ。
内部のパーツはこんなだよ。
という、恐らく需要が無いであろうことを書いていきます!!
お暇な方は読んでみて下さいね。
外観部品

①テーパー
ペン先の部品を社内ではこう言っています。材質はABSというプラスチックです。色の指定が出来ます。
②グリップ(ラバー)
名前の通りグリップ部分です。ラバーということも。ゴム質のプラスチック、エラストマーを使っています。色の指定が出来ます。
③軸
ペン軸の部分です。この形状がダイショウでは主に4種類あります。この種類ごとに対応したパーツが様々あり、それらを組み合わせてオリジナルのペンを作ることが出来ます。
普段は軸の種類により『(形の通称)軸』という感じで呼んでいます。
印刷が大きく全周にできることが強みのダイショウのペンは、この軸がストレートでシンプル。特徴が無いかもしれませんが、だからこそデザインが映えると思っています。
材質はABSというプラスチックです。色の指定が出来ます。(※印刷の種類によります)
④クリップ
ポケットやノートに引っ掛ける部分。
軸によって使えるパーツが変わり、金属パーツに対応しているものや⑤のノックパーツと一体になっているものも。
画像は材質はABSというプラスチック製で、色の指定可能です。
⑤ノック(ノブ)
芯を出すために押す部分。ノックやノブと言っています。
シンプルなものから、チャームをぶら下げる穴の開いたもの、ミニフィギュアを取り付けるための突起のついたものまで様々。
材質はABSというプラスチック。色の指定が出来ます。
内部部品
ボールペン

①スプリング(バネ)
まんまですがスプリング(バネ)です。
芯が出たり、引っ込んでいるのはこいつのおかげ。また、芯を出しているときも上に押し上げようという力が働き絶妙な書き心地に影響していたり、ノックを押したときの重さにも影響していたりと縁の下の力持ち。
芯の交換の時は紛失にご注意ください。
②芯(レフィル)
これもそのまんま、芯です。レフィルとも言います。
当社の芯は、0.8mmと珍しい太さ。
JIS規格に対応していますので、市販の大手筆記具メーカーさんの替え芯が使えますのでお気に入りのペンを長く使っていただけます。使い捨てではもったいないですよね。
インクは油性。色は基本的には黒となっていますが、赤や青その他の色もご用意できます。
③カム
ボールペンがカチカチと鳴って芯が出たり、引っ込んだりするのはこの部品の仕業です。ボールペンの肝の部品ですね。
短い方を『下カム』、長い方を『上カム』と言い、軸形状や使うパーツで色々組み合わせて組み立てています。
材料は滑りの良いプラスチック、POMを使用しています。
芯交換の際は紛失にお気を付け下さい。
シャープペン

〇構造
シャープペンの肝の部分。詳しくは書けませんが複数パーツを組み合わせて作られていて『構造』と呼んでいます。
当社シャープペンは芯の太さ0.5mm、一回のノックで約0.6mm芯が出ます。
如何でしたでしょうか。
次回は当社のメイン商品のご紹介をできれば!と思っています。
不定期更新ではございますが、ちょこちょこ情報発信していければと思っていますのでよろしくおねがいします!